ゆうぽぽはれです!
定年後の生活をエッセイ形式で紹介します。
初回(田舎→地方都市に移住した背景)はコチラ
本記事の内容
お菓子作り。私の昔からの趣味なんだけど、
これまで挑戦したことのなかったシュークリームについて、
定年後に挑戦することにしてみた。
失敗しながらも完成させることができました!!
定年後にシュークリーム作りに挑戦
先ずはカスタードクリームとシュー生地の作り方について、
説明します。
❶カスタードクリーム
❷シュー生地
❶カスタードクリーム
材料 | 分量 |
薄力粉・コーンスターチ | 各大さじ4 |
砂糖 | 160g |
牛乳 | 4カップ |
卵黄 | M6個 |
バター | 60g |
ブランデー | 小さじ4 |
バニラエッセンス | 少々 |
作り方
1. 大き目の耐熱容器に薄力粉とコーンスターチ、砂糖を入れる。
2. 牛乳を少し加えのばすし、卵黄、残りの牛乳を加えてよく混ぜ、フタをせずに庫内中央に置く。(角皿は入れない)つまみを回す。手動加熱→レンジ→1000W
途中残り時間が約5分30秒と約2分の時に混ぜる。
2. バターを加えてよく混ぜ、冷めたらブランデーとバニラエッセンスを加えて香りを付ける。
だまにならないように気を付けなくてはいけないが割と簡単にできる。
さて、次はシュー生地。
❷シュー生地
材料 | 分量 |
水 | 160ml |
バター | 80g |
薄力粉 | 80g |
卵 | M4~5個 |
作り方
大き目(直径22㎝以上)の耐熱容器に以下を入れる。
❶水
❷小切りにしたバター
❸薄力粉のうち小さじ1/2
フタをせずにオーブンレンジの庫内中央に置く。
(角皿はいれません)
レンジ設定。
(手動加熱→レンジ→1000w→約4分→スタート)
加熱後、残りの薄力粉を加え、ヘラで手早くしっかり練る。
ポイント
水とバターが充分沸騰しているところに薄力粉を加え、沸騰が足りないときは、加熱をして延長する。
フタをせずにオーブンレンジの庫内中央に置く。
(角皿は入れません)
レンジ設定。
(手動加熱→レンジ→500w→約1分→スタート)
加熱後、溶いた卵を(まずは)1個加える。
きれいに混ざったら、生地の状態見ながら残りの卵を少しずつ加えて伸ばす。
ヘラですくってみて、ゆっくり落ちるぐらいの固さに調節する。
卵が全部入らないうちにこの状態になったら、卵を加えるのをやめる。
ポイント
生地の半量ほどをヘラですくってヘラを傾け、5つ数えてポタッと落ちるくらいの固さ。
予熱する。
分量を合わせてスタート
卵白が沢山出来るから、卵白クッキーが沢山出来るとその時に思った。そのことがその後に大きな試練へと繋がっていくことなど知らず。
難しかったポイント
卵が全部入らないうちにこの状態になったら、卵を加えるのをやめる。
ここが難しくて緊張した。
これで良いのか何度もヘラを傾けた。1・2・3・4・5!ポタッ!これだ!
絞り出して袋に入れて、恐々絞り出した。ハァー!緊張の連続。
冷たい空気が入るとしぼんでしまうので焼いている途中はオーブンのドアを開いてはいけない。
(私は気になるので何度もドア越しにのぞきます笑)
45分間気が気で出なかったけど、膨らんできた。感動。
少しシュー皮が濃いように思ったが初めてにしては上出来と思った。
シュー皮が熱いうちに手早くアルミホイルからはずして冷まし、シュー皮の上部を切り、中にカスタードクリームを詰めた。呼吸困難になるほど慎重に手早くした。何とあの難しいシュークリームが簡単にできた。
思い込みによる失敗談
夫が仕事から帰るなり披露した。
夫「お!できてる!」と喜んで食べてくれた。
シュークリームを作った次の日の朝・・・
私「今日もシュークリーム作る、今のうちに生地の固さを覚えたいから」
夫「そうしたら」
再度作り始めた。
昨日の興奮が冷めず、頭の中は、ぷっくら膨らんだシュークリームでいっぱいだった。
カスタードクリームは、だまにならないように気を付け作った。成功!
今度はシュー生地だ。
又、卵白クッキー増えるなあ!カスタードクリームで卵白6個、シュー生地で5個か!ヘラで何度もポタッっとする。
・・・うーん??!
なんか昨日と違う気がするがオーブンに入れる。
45分の間何度もドア越しにのぞくが全く膨らまない。どうして!??
私「ねえ!膨らまない」
夫「まあ!失敗もあるさ、シュークリームは、難しいからな」
私「成功するまでしていい」
夫「いいよ」
2回目同じように、分量を量り、丁寧にした。
今度こそ大丈夫と思ってオーブンに入れた。
45分、食い入るように眺めたが全く膨らまない。シュークリームも私もショボリ。。
ダメだ!昨日は、簡単にできたのに混乱した。
何度もレシピを見た。穴のあくほど見た・・・わからない。
3回目は、分量を半分にしてやり始めた。夫もレシピをじっと見ていた。
夫「はれ、卵ってかいてあるよ、卵黄でないよ」
私「え!嘘」
慌ててレシピをみる。
そうかあ!私は、カスタードクリームが卵黄だったから、同じと思い込んでいたのだ。。
卵白クッキーが沢山出来るとインプットしてしまったのだ。
夫の違う目でレシピを見てもらったお陰で思い込みの渦からやっと逃れた。
そして、やっとレシピ通りのシュークリームができた。
出来上がった時はへとへとだった。
卵白がないことでこんなに膨らまないのか、初歩の初歩でつまずいた。
どんなに素晴らしい道具を使っても、作り人が分量通り、正しい材料で作らなくては、どんなに優れた機械でもうまく機能させられないということが身に染みて分かった。
大きな反省だった。そして・・・
卵白クッキーがしこたまできた(笑)
夫々の材料は、しっかり意味があるのだ。何事も意味のないことはない。
引っ越し先は、少し行っただけで材料が手に入る。
分からない材料は、息子のお嫁さんに聞いて手に入れる。
我が家は、無添加のお菓子作りをめざし優れた機械の指導の下、私にできることを楽しんでやっていきた。
息子の1歳半になる孫にたまごぼーろを食べさせる夫は、とても嬉しそう。
娘の小学生になった2人の孫は一緒に作りたがる。
何ともお菓子作りは楽しい趣味だ。