ゆうぽぽはれです!
定年後の生活をエッセイ形式で紹介します。
初回(田舎→地方都市に移住した背景)はコチラ
青天の霹靂!!
雷がドッカーンと落ちる程の衝撃だった。
畑に葉が無い!
大根は、茎だけ、白菜は、2020年11月に葉を縛ったのが、三分の二残ってるだけ・・・。
しかも美味しそうな白菜に育っていたことが見て取れる。
水菜は、茎だけ、サラダ菜は、傷んだ葉だけ・・・。
どうして・・・。
今にもへたへたと崩れ落ちそうな感覚になったが、フェンスの下の汚らしい糞を見てハッとして、夫に知らせに行った。
夫「やられたな、一週間程そのままにして置きな。もう裏の庭には、しばらく行かない方が良い。」
私「悔しい。」
夫「仕方ない。しかし何にやられたのか・・・。」
もしかしてテレビで見るハクビシンやったらどうしよう。
気味が悪い一方でどうしても裏を消毒したい衝動にかられたが夫に止められた。
私「今晩大雨にならないかな。」
夫「今晩は降らないだろう。あの糞を雨で落としてほしいってかハハ」
その夜、何度も悔しいと言った。
その都度夫は、もう諦めようとなだめてくれた。
私は、ベットに入ったが頭がカッカして眠れなかった。
定年後の楽しみ~家庭菜園~
庭いじりや家庭菜園は定年後の楽しみの一つとして手間暇かけながら楽しんでいた。
土づくり、種まき、苗植え、一週間ごとに肥料を与えたり・・・。
白菜を11月に一つ縛ったなあ。あの時ドキドキしたなあ。
後2つは、12月に縛ったから遅すぎたと反省したなぁ。
大根は種をまくのが遅すぎたから成長が今一だけど、
小さくても切り干し大根を作ろうと天日干しの網も購入してあった。
白菜は、鍋に入れ、後は、使う用途に合わせて冷凍保存するつもりだった。
等と・・・
私の小さな畑。。。悔しい!
原因と周りの皆に慰めてもらった話
朝、小鳥ちゃんとうずらちゃんにラインした。小鳥ちゃんから電話が来た。
小鳥ちゃん「残念やったなぁ、気持ちはわかるよ。」
私の思いのたけを聞いてくれた。
原因を知りたかった。小鳥ちゃんは、畑に糞が無いか、散らかし食べしてないか糞の様子を事細かに聞いてくれた。
すると「それは、ヒヨドリやな」と教えてくれた。
え!ヒヨドリ!ハクビシンでない事に安堵した。
「ヒヨドリはお腹すいてたんやな、美味しかったやろなぁ。」
小鳥ちゃんの優しい言葉に私の怒りが消えた。
さすが、小鳥ちゃんだ。
うずらちゃんも私の心を思って心配してくれハクビシンでないことを安堵し、ヒヨドリかとため息をつくかのようなラインをくれた。
うずらちゃんからも安心をもらい怒りが消えた。
しかし、欲深い私は、息子、姪、仲良しのご近所の友、頼りになる従姉にもラインした。
姪から姉に伝わるだろう。
畑をやっている従姉は、電話をくれ慰めてくれた。
息子は、「ドンマイ」と孫の写メをくれた。
これは、私の怒りをすっかり消してくれた。
ご近所さんは、私のことだから、直ぐに切り替え元気になるよ。来年は網をしな。
とか励ましてくれた。
姪もいつもの様に私の心を癒してくれた。
娘からちょうど電話があった。
そのころは、私は、すっかり落ち着いていて「お母さんのクッキーの生地がいいから、教えて」と言う内容だったので野菜の件は、話さなかった。
みんなに優しい言葉を欲しがった私は、何ともわがまま人間だろう。
だけどそれだけショックな出来事だった。私の周りには、優しい方が沢山いて幸せだ。
それにしても、ヒヨドリお腹壊してないかな?食べ過ぎで(笑)