ゆうぽぽはれです!
定年後の生活をエッセイ形式で紹介します
初回(田舎→地方都市に移住した背景)はコチラ
今回は移住後で友達ができた時のお話です😊
あらすじ
母からしつけられた【三軒たたき】という言葉、言葉の意味を調べてもHitしないことに気づく。そんな中、ご近所に誘われてお茶会に参加し改めてご近所関係を再構築する話。
伝えたいこと
- 近所付き合いのメリット
- どんな年齢になっても友人はできる
それでは本題に入っていきます!
三軒たたきの教え
定年後に田舎から移住してからのご近所付き合いは、回覧板を通してお話やあいさつをする程度だった。
特に寂しいとは感じることもない。
むしろ気楽で良いと考えていた。
昔から母からの【三軒たたき】の教えが染みついており田舎でもご近所との関係は必要最低限に留めていた。
※必要最低限とは言え、田舎基準の話ではあるので仲良くしていたし、有事の際にはお互いに助け合いながら生活していた。
移住先では、敷地周りの草抜きや掃除をしているとご近所のおばあさんから
「昼間一人で寂しいでしょう」
と声をかけてくれるようになった。
素直に自分の意見を言うのも憚り、笑顔で済ませていた。
私は手芸やお菓子作り、料理・・・今日は何をしようかと毎日ワクワクしたので、寂しいという感覚は全くなかった。
母の教え【三軒たたき】とは
隣近所に遊びに行き長居したり、何軒もの家で噂話をしては暇を潰すこと。
「そうなってはいけない」というのが母の教えだった。
この言葉を事あるごとに小さい時から聞かされていた。
実際に田舎では「あそこの嫁は三軒たたきをよくする」と言う風に当たり前のように使っていた。
ふと、この【三軒たたき】をネット検索するが全く出てこない。。
え!本当にこの教えって田舎だけ?
それとも私のごく身近の人だけ使う教えかと疑心暗鬼になったりましたが、
私自身この考え方は、正しく良かったと思っている。
ポイント
近所の噂話に終始するのでなく、自分自身や自分の周りの大切な人の為に時間を使った方が有意義だと考えます。
移住先で友達ができた時の話
お茶会の誘い
そんなある日、ご近所のご婦人二人が来てくださり、お茶会の誘いを受けた。
え!?
全く予期せぬ出来事で戸惑った。
夫「行くと良いよ。近所の方と交流を持つのも良いことだ」
これをきっかけに、面倒な付き合いに巻き込まれないか。。
内心では不安だった。
保育士として長年勤めるな中で人前で話すことも多かった私ではあるが、意外とプライベートで人と話するの得意でない。
色々と考えたが無碍に断ることもできず参加した。
お茶会は思ったより堅苦しさもなく楽しい会になった。
連絡先も交換した。
その後、グループLINEでやり取りすることになったのだが。。
LINEの使い方に慣れず(笑)電話してみた。
直ぐに教えてもらい解決した。
移住先で近所付き合いを再構築
このお茶会がきっかけで交流も深まり、移住先の事も少しづつ分かるようになってきたし、夫婦で食事会にも招待されるようになった。
夫は、お酒を飲まないので最初は渋っていたが、今では楽しくやっている。
まとめ
移住先では、近所の噂話に終始するような【三軒たたき】はない。
各々が趣味や仕事等、自らの人生を一生懸命生きている人たちだからだ。
田舎でありがちな依存した関係にはない。
お互いが自立あるいは相互依存関係でいられる。
移住の参考ポイント
(都会→田舎)
田舎(過疎地域)への移住だと、生活基盤が整っていないが故にどうしても依存せざるを得ないケースは存在します。
この年になり、ご近所付き合いを再構築できたメリットは、
困ったとき相談できるご近所さんができたこと。
そして、今後もし本当に寂しくなった時に「寂しい」と言える方ができたこと。
心強いし、嬉しいことだ。
あれほど、群れる事に抵抗があった私が小群れしている(笑)
そしてこの年齢で故郷を離れた私でも友達ができたことに驚いたし、感謝している。
ポイント
定年後でも、自分の趣味を持ち楽しく生きていることで、【三軒たたき】にはならずにお互いに尊重しあえる関係性を築けているのかなと思います。
以上です。有難うございました。
次回は、息子の結婚と嫁姑関係についてお話します。