人生には、時として予期せぬことが起こるものですね。
ある日、私は何の前触れもなくベッドから落ちてしまいました。
自分でも「なんで落ちたの?」とびっくり。
そして、それ以上に驚いたのが、心配してくれる夫の姿でした。
夫のやさしさにほっこり
その夜、2階でゴソゴソと音がするなぁと思っていたら、なんと夫が私のベッドの下にマットレスを敷いてくれていました。
「ありがとう」と伝えると、夫は「落ちてみて」と笑いながら言うのです。もちろんそれは丁寧にお断りしました(笑)。
でも、夫は自分で落ちてみて「これなら大丈夫」と確認してくれていて、なんだかとても可笑しくて、嬉しくて。
支え合って生きているんだなぁと、あらためて感じた出来事でした。
年齢と共に増えるリスクと体の変化
ただ、やっぱり年齢を重ねた身体には、思った以上に響くようで・・・。
足や手だけでなく、全身にむち打ちのような違和感が出て、なかなか元通りには戻りません。
「このまま病院通いになったらどうしよう…」と、ふと不安がよぎりました。
ほんの小さな出来事でも、注意しなくてはいけない歳になってきたのだなぁと、しみじみ感じました。
引っ越して良かったと感じる瞬間
でも、そんな不安を和らげてくれるのが、今住んでいるこの場所です。
近くには病院もあるし、買い物もすぐに行ける。
必要なものがすぐ手に入るって、こんなに心強いんですね。
ご近所さんとも、無理のない距離感で付き合えるのも本当にありがたい。
こうして日常が過ごしやすくなったこと、引っ越してから一度も後悔したことがありません。
私たち夫婦はまだまだ元気に、新しいお店を見つけては「ここ行ってみよう!」なんて探検しています。
終わりに
今回の転倒という出来事で、夫婦の絆の深さや、今の暮らしのありがたさを改めて感じることができました。
そして、離れて暮らす娘からは「熱中症に気をつけてね」と電話やLINEが届きます。
「ハイ、気をつけまーす」と返しながら、こんなふうに見守ってくれている家族の存在にも、感謝の気持ちがあふれます。
これからも、無理せず、穏やかに。
夫と二人、笑って支え合いながら過ごしていきたいなぁと思っています。