定年後の生活

定年後に移住〜45年振りに姉妹だけで会った時の話〜

ゆうぽぽはれです!

定年後の生活をエッセイ形式で紹介します😊
初回(田舎→地方都市に移住した背景)はコチラ

故郷の田舎からS市に引越しから、姉妹3人で会うことにになった。

3人で会うなんて、私が高校生の時以来の45年以上前()

ゆうぽぽはれ電車に乗る!

待ち合わせ場所はビル群に囲まれた都会。

電車に揺られながら、不思議な思いで街の風景を眺めていた。

私の住んでいる街並みは、こんな感じなんだ。

姉達と会うために電車に乗っている。

何ともドキドキしている夢を見ている感もある。

私が・・・姉達と私が姉・・・何度も繰り返していた。

田舎に居たら到底考えられなかった。

叔母が言ってた、「姉や子供たちの近く・・・」これか!

定年後に移住したお話~田舎から地方都市への移住を決意した背景と引越し準備~

姉達と会うなんて、今まで考えたことが無かった。

今までは姉達家族が田舎の実家にそれぞれ来る。

私たちも子供が小さいときは、姉の所にも行ったが、
最近は冠婚葬祭の時ぐらいしか皆が集まる機会がない。

それが今日3人で会う。

S市に引っ越ししてお互いの距離が近くなったから実現できた。

ローカル線を降り、本線に乗車。

ありがたいことに下りたら直ぐに電車がきた。

それでも・・・なんか不安。

近くに電車もない田舎に住んでいた私は、電車に乗って何処かに行くなんて滅多にないからね。

すごい混雑で立ったまま、座ることできない。

都会だ。これ都会。くすぐったい感情だ(笑)

学生時代に姉の家に遊びに行ったことを思い出す。

夕方に行くことが多かったな・・・。
ボーと景色を見るのが好きだった。

20分足らずで待ち合わせ場所になる駅に着いた。

大勢の人混みの中で、駅のホームにいる人数だけで田舎の何倍いるかな!

長閑な田舎と違いスピードも色も音も違う。
人込みに押されながら歩く。

正直、どこを歩いているか分からないが分からないまま歩いていることが気分が高揚させる。

姉達に会うことも嬉しいが私がこのビル群の地下を歩いていることが不思議で私の人生の転換にフフフと笑いが込みあげ、何ともおかしな自分がいる。

住む所が変わるとこんなに動きが変わり、頭も活気づくのか。

毎日都会に居る人は、田舎でのんびりしたいという気持ちが分かる。
田舎は、自然も空気も食べ物もおいしいからね。

だけど、私はこのわくわくする都会が好き。

姉妹3人での久しぶりの時間

人混みの中に、姉達が満面の笑顔で私を待っていた。

「大丈夫だった。久しぶり」

「はれ、一人で来れるか心配したよ」

「ごめん、待たせて」

「3人で会えるなんて、引っ越してきたおかげやね」

「はれは、田舎でよう頑張った」

電話で言われていることを実際目の前で言われると嬉しいものだ。

一番上の姉は、優しくて穏やかな人

二番の姉は、3人の中で一番輝いている。綺麗で可愛い人

やっぱり、会うと何かと話が弾む。

とりとめのない会話にふと安心する。

其々が気を使いながらも血のつながりを自然と感じる時間だった。

一番上の姉は、商売しているので今も現役でバリバリ働いている。

妹二人にセーターを買ってくれた。

とても嬉しかった。有難う😊

帰りは、二番目の姉と駅の方向が一緒だった。

二番目の姉は決して3人の中では、出しゃばることなく私たちの間を取り持ち一番お世話かけている。

きっと一番精神的には大変だろう。

いつも、ころころと笑い、決して不快な態度を見せることなく皆を癒してくれる。

お洒落で綺麗、御家も素敵に片付いていて、お邪魔するごとに私も頑張ろうという意欲を持たせてくれる、私にとって最高の人。

二人だけになり、お姉さんらしく

「ここのパン美味しいのよ」と言って夫の好きなパンを買ってくれた。

何気ない優しさに感謝する。

又、会うことを約束して其々家路に着いた・・・

ですが・・・私・私駅でうろうろ。。
道を聞きまくってようやく家に辿り着いた。。

はあー!方向音痴です。

これでも昔、保育園で園長してたのですが・・・😭(笑)

次回は、愛車を売るお話です。

定年後に移住〜愛車を売った時のお話〜

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