ゆうぽぽはれです。
定年後の生活をエッセイ形式で紹介します😊
初回(田舎→地方都市に移住した背景)はコチラ
今回は、田舎から引越ししてとても便利になったけど、お店の入れ替りが早くて驚いたことをお話しします!
田舎との比較:お店の入れ替わりが早い
田舎から引っ越して喜んだことは、
やっぱり色々なお店があること。
特に私の大好きなお好み焼き屋やタイ焼き屋があった。
私は【お好み焼き】夫は【タイ焼き】が大好物なので、「最高やん!」と大喜びしてたら、あっという間に閉店。。
もう腰抜かすほどガッカリした!
田舎で二つも閉店したら大変なこと。
更に気にいっていた中華料理屋も店員不足で店舗縮小で、遠くの店と合併。
近くで美味しい餃子や辛い担々麵が食べれるようになったのにショック。
またまた、ショッピングモールのお気に入りの店舗が撤収。。
なんてこった。
いろんな店の入れ替りの早さにびっくり。
田舎では考えられない。
一店舗でも無くなれば、死活問題や(笑)
都会も良い事ばかりでは無いね!
とは言っても・・・
夜遅くでも日用品が無いと夫と買いに行ける。
11時までスーパーは開いている。
薬屋さんも12時まで開いているところがある。
これは本当に有難い。
コンビニは24時間だし、急用の時は本当に有り難い。
私は、遅くまで働いてくれてる店員さんに心から「ありがとうございました」と頭を下げる。
少し田舎の話をする。田舎では
お店が入れ替わったりすることは滅多にないが、競争が激しく無い分、祝日等は一斉にお店が閉まって困ることもあった。
昔、田舎でのお正月に滅多に降らない雪が降り、帰省していた姉達家族がもう一晩泊まることになったが食料がなくて困ったことがあった。
田舎ではお正月休みでお店は閉まっている。
夫のランドクルーザーで雪の中、隣の町に買い出しに行ったことが懐かしい。
まあ、田舎ののんびりした生活は、それはそれで良いのだが。
夫婦でとても気に入ってたお店の閉店
夫は陶磁器が好きで時間があると信楽へ行き好きな器を買いに行く。
引越しした近くに陶磁器のお店があり、二人で良く行った。
夫は、目利きが良いのだろうか良い物を直ぐに見つける素晴らしい堪がある。
まぁだからなのか夫の気に入るのは全て良い物であり高額なので、私はハラハラする(笑)
話が逸れるが、娘の結婚で持たせる着物を選んだ時もそうだった。
確かに素晴らしいんだけど、金額的に厳しいと言っても、夫は譲らなかった。
息子の物を買うにも私のものを買うにもこだわる。
ある日、大好きな陶器のお店に入ると閉店セールと書いてあるでは無いか。私は、この時程落ち込んだことはない。涙が零れ落ちそうだ。夫と二人で来るのが楽しみだったこのお店。
お好み焼きやたい焼きや中華等、どの店よりもショックだった。
夫に電話した。
私「あのな、○○のお店閉店やって」
夫「えー!」
私「私、最後の思い出に何か買おうと思う。良いかな」
夫「良いよ、好きなもの買いな。」
夫だったら何を選ぶだろうと思いながら、私は、大きめの花瓶にした。
小さな我が家には似つかわしくないかもしれないし、値段も結構したけど買った。
いつもなら夫が選んで私が渋るようなものであったが、それでもこの花瓶が気にいった。
今にも泣き出しそうな顔でお礼を言うと店員さんも涙ぐみ店の外まで私を送ってくれた。
重い花瓶を持って車まで歩いた。
花瓶の重さと心の重さで押しつぶされそうになった。
仲良くしてもらっているご近所さん宅に用事で行った。
「どうしたん元気ないやんか」
「○○のお店閉店するので私ショックなんさ」
「私もあの店大好きで気にいった器買っていたよ。私もショック何さ」
このご近所さんは、私と趣味が良く似てる方でとても素敵なお洒落な方。
「本当に、私なんかここに30年住んでいるけど幾つ気にいったお店が閉店になったか」と昔のお話をしてくれ、そうなんやへえーと聞いているうちに気が収まった。都会は回転が速いんだ。
買った大きな花瓶をあれこれ置き場を考えたが帯に短かしタスキに長し笑えてくる。
夫が帰るまで置き場所を決めようと小さいお家を行ったり来たり。
やっと置き場所を決める。
花を入れるにも少々の花では収まらない。
大量の花と高さもいる。そうだ投げ入れの要領で生けようと何とか庭の花で生けた。
そうこうしてるうちに夫が仕事から帰ってきた。
花瓶の大きさにも何も言わず
夫「又、信楽へ行くか」
私「うん!」
今、花瓶はテレビボードの上で観葉植物入れになっている。
夫もこの使い道を気に入っている。フフフ☺️
次回はこだわりの証明器具についてのお話です。